資産運用編 12 波乗り

藤森永子(ふじもりながこ)

こんにちは、藤森永子です。

 

経済には波があります。

景気のいいとき、悪いとき、

波のように連続していきます。

 

経済の波を初めて勉強したのは高校時代。

高校の先生は日本経済の波が今後下降をはじめ、

不況になることを解説しました。

 

ほどなくして起きたのは、「バブル崩壊」。

1991年から1993年にかけておきた景気後退期。

高校の一教師ですら、景気の波を予想出来ていたことに、

私は大変衝撃を受けました。

 

景気の下降により、高校生、大学生、社会人、

男性社会人、女性社会人、どう影響をうけるのか、

傾向と対策まで教えてくれました。

 

景気が悪くなると、就職は厳しい。

とくに男性より女性の就職は厳しい。

その厳しさに巻き込まれないよう、

大学の進学先を選ぶようアドバイスもありました。

 

大学は卒業したものの、バブル崩壊で、

就職が決まらず2年就職浪人をした女子大学生がいました。

就職はできたものの不況で仕事がなく、

「明後日からもう来なくていいよ」

と突然解雇された女性がいました。

 

占術で未来をみることがあります。

経済の波がこの先どうなるか見るのに似ています。

ともに共通しているのは、事前にくる波を予測し、

それに対応できるように準備することです。

 

就職難になっても採用してもらえる資格を取得しておく、

突然首になっても良いように貯金を貯めておく。

波が来る前にしか用意はできません。

 

準備をしてなくても、問題ない人もいるでしょう。

波がきたときに考えればいいと思う人もいるでしょう。

 

過去おきたマイナスの波は「バブル崩壊」だけではありません。

最近では2020年「コロナ禍」。

その前には2008年「リーマン・ショック」。

過去には、1987年「ブラックマンデー」、

1930年ごろの「世界恐慌」。

 

経済の波は良いとき悪いとき、常に動いています。

とても悪いときが「コロナ禍」でも、

すこし悪いときもあるものです。

 

悪い波のときでも、振り落とされないよう、

対策は色々必要だなと思っているところです。

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