両親の命日

5年前の5月2日、父が亡くなりました。
その日私は母の手術に立ち合っていました。
遡ること約一週間前、母が救急搬送され入院中でした。
母の病院から帰ると父が家の中で倒れていて意識がなく、救急搬送をしたものの間に合わなかったのです…。
父が亡くなった2日後に、母も後を追うように旅立ちました。

ここまで書くと何も知らない方々は、
「仲の良い夫婦だったんですね」
と、なるのですが、この2人は死を迎える34年前に離婚し、最期まで憎しみ合っていたのです。

両親の亡くなった日をホロスコープで見ると、「こりゃあムリもないわね」という配置

もっと早くに占星術を習っていたら、気をつけてあげられたのにな…と、切なかったです。

さらに姉と私の当時のホロスコープを見ると、姉の方は進行中の木星が12ハウスに入ったばかり、私のほうは7ハウスの終わりでした。

西洋占星術のハウスの説明をしますと、
12ハウスの意味は、『介護』『障害』『監禁』『自殺』『入院』…etc…ネガティブなキーワードが出てきます(ポジティブに捉えたら、影に隠れながら活動という意味合いもあり、それは個々のホロスコープのアスペクトで決まります)
一方7ハウスは、『結婚』『契約』『対人関係』『移転』『配偶者』と比較的ポジティブな意味合い、ネガティブな意味合いは『離婚』くらいでしょうか(離婚全てがネガティブとは限らないのですが)

ここで私のホロスコープを再び貼りつけます。

7ハウスにたくさん惑星が集まっていたりします。
中でも『冥王星』が入っているのが気になります。
冥王星マークは、私のホロスコープでは、太陽(二重マルっぽいの)と金星(オス・メスのメスマーク)の間に入っているものです。

冥王星の意味は、『生か死』『破壊と再生』と、なにやら不穏なイメージ、
うまく使えばカリスマ性になるのだとか…(残念ながら私は使いこなせていません)
私自身が持っている冥王星と進行する木星がくっつくと、合(コンジャンクション)という現象が起きて吉凶混合、いい時はすごくいいけれど、悪い時は徹底的に痛めつけられたりします。

これまでの人生でつらかった時を振り返ると、7ハウスに木星が回ってくるとだいたいしんどかったです。

親の死にはいつか遭うものだと覚悟はしていたのですが、「離婚した二人が同時に具合悪くなって死ぬなんて、あんまりだわ!」というのが正直な気持ちでした。
父のほうへ行ったり・母のほうへ行ったりで、二人の死に目にはあえなかったので…。
葬式と遺骨を別々にしなければならない問題も発生し、本当に頭が痛かったです。
さらに追い打ちをかけるかのように4カ月後に姉夫妻が病気になり…。
この頃には木星は私の8ハウスに入っていましたが(ちなみに8ハウスの意味は、死と遺産etc…)、だいたいこの配置に木星がやってくると、こんな感じに一度に大変なことが起きます。
普通は7ハウスに木星が入ると良いことが起きる人ばかりなのになぁ…。
こればかりはそういう生まれだからしかたがないです、できることといえば、『大難を小難にすること』、死を避けることはできなくても、なにかしら対策を立てることは可能です。

今後も占術を学び続け、困難に備えたいです。

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