こんにちは、藤森永子です。
シェイクスピアの作品で、尺には尺を、
も結婚にまつわる話です。
むかしは、できちゃった婚で、
男性死罪となった時代があったのだそうです。
そもそも結婚するまえにしてはいけないことをすると死罪。
・・・おそろしい。
とあるカップルの男性が死罪となりそうになり、
その妹は、死罪にならないように頑張ります。
その国をおさめる公爵が不在で、
その部下に死罪回避を嘆願するわけですが、
部下は妹に惚れてしまって、無理難題を。
無理難題をしたことがバレて、
部下も死罪となりそうになります。
death for death
MEASURE still FOR MEASURE
死には死を
尺には尺を
尺という簡単な言葉が、
とてつもなく重い言葉となります。
とある事を、死罪と判断した部下が、
とある事をしたのなら、部下だって同じく死罪に。
尺には尺を
死には死を
婚活もルールをまもって進めないといけないな、
と思いました。
さて、公爵は実は不在ではなくて、
ひそかに隠れてしっかり見ていたので、
誰も死罪となることはありませんでした。
そもそも、公爵が不在にならなければ、
だれも大変な目にはならなかったように思います。
そんな事の発端もあって、
最後、公爵が妹にプロポーズするのですが、
「お前がいうのか???」と思ったものです。
舞台上でも、妹の返事はありません。
プロポーズされて、すんなりとYESと言えるよう、
それまでの関係性も重要だなと思います。