こんにちは。
土用ダイエット®アドバイザー・看護師の媛川です。
7月19日から始まった「夏の土用ダイエット®」。
このブログでは、毎日、参加者の様子や体の整え方、健康の考え方をお届けしています。
一人ひとりが「未来の自分のために、今できること」を見つけていけるように。
今日も大切な話をしていきます。
今日は少し、医療現場にいたからこそ伝えたいことをお話しさせてください。
「薬って、病気を治すものだと思っていました」
そう話してくださる方、とても多いんです。
けれど実は、薬の多くは「治す」ものではありません。
血圧や血糖、コレステロールなどの数値を“下げる”ことはできます。
でも、それはあくまで「一時的なコントロール」にすぎません。
原因を取り除いているわけではないのです。
実際、生活習慣病の多く—高血圧、糖尿病、脂質異常症などは、
日々の食事・運動・睡眠・ストレス・体の使い方の積み重ねによって起きています。
それが崩れたままであれば、薬だけで本当の改善はできません。
だから、薬は増えていくんです。
飲んでいるのに、良くならない。
そんな方を、私はたくさん見てきました。
もちろん、薬が必要な場面もあります。
命をつなぐ場面も、症状を一時的に楽にする意味もある。
否定しているわけではありません。
でも、“薬に頼らなくてもいい体”に近づける方法は、
必ずどこかにあると思っています。
その1つが、「暮らしを整える」こと。
食べ方、眠り方、感じ方、冷えとの付き合い方——
小さな選択の積み重ねが、未来の体をつくっていきます。
土用ダイエット®は、そうした生活習慣の土台に焦点をあてたものです。
体重や見た目も大切かもしれません。
でも何よりも大切なのは、「体が変わる感覚に気づくこと」。
私たちの体は、整えればちゃんと応えてくれます。
「未来、元気で過ごしたい」
「子どもや家族のために、自分の体を整えておきたい」
そう思ったときに、薬以外の選択肢があることを、知ってほしい。
それが今日、お伝えしたかったことです。
あなたと一緒に心と体を整えるヒントを届けていきますね。