狩人の星座

帆高亜紀(ほたかあき)

こんにちは、帆高亜希です。

少女漫画家の大御所である里中満智子先生が昭和の時代に描いた『狩人の星座』という大変興味深い作品があります。

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https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/page/topics/c_osusumeshelf-default.htm?ss=68149-281695&utm_id=a-r2044c1&bg=0

登場人物の一人である青年が西洋占星術に詳しく周囲の人達を占っていくのですが、主に上昇宮(アセンダント)でみているのです。

当時は今以上に星占い=太陽星座というかんじだったので、とても画期的だったと思います。

巻末にアセンダントの出し方まで掲載されていて、これをきっかけに占いに目覚めた人もいるのではないかと思います(余談ですが、当時私は小学生で子供が読むには早いと読ませてもらえなかった)

今と違って昔はソフトがなく自分で計算しなければならなかったので、昭和の西洋占星術師はたいへんだったのだなと思いました。

ひとつ気になるエピソードがありました。

(ストーリーに直接関係しませんが)占いができる青年がイベントで占っていて、そこに作者らしき登場人物がやってくるのですが、「結婚に縁遠い」とはっきり言われてしまっているシーンがあるのです。

ここで里中満智子先生の出生図を出してみました。

生まれた時間がわからないのでアセンダント・ならびにハウスは正確ではありませんが、アスペクトを見ただけで普通に占いをかじっただけでは諦めてしまうだろうな…という感想を抱きました。

まず、恋愛を示す金星と火星がオポジションという凶角、なおかつ夫を現す太陽がノーアスペクト

今の私だったら、そんな中でも結婚のチャンスがやってくるタイミングを見るのにな、と、少し残念に感じました(もし先生にその気があれば、今からでも遅くないと思いますが)

ただし、いくらチャンスがあっても行動を起こさなければ何も始まらない。

ある日突然家へやってきて「結婚してください」なんて現れるわけではないので、チャンスがやってきたら行動あるのみです。

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