でも、でも、言う前に

藤森永子(ふじもりながこ)

こんにちは、藤森永子です。

 

「でも、・・・」という文章のあとには、理由が出てきます。

だいたいが、理由と言うか、言い訳です。

 

売上がわるくて、

「でも、日本は不景気だから」

「でも、店の立地が悪いから」

「でも、人口がへって小売業は厳しいから」

 

こんな感じで、店で働いていた当時、

売上が悪い理由を挙げていました。

 

私が原因である理由はあげていませんでした。

 

悪いのは不景気のせい、立地のせい、人口減少のせい。

悪いのは周りのせい、他人のせい。

どこまでも原因他人論でした。

 

しかし、周りのせいや、他人のせいがあるにしても、

自分が原因の事もあるかもしれない。

原因自分論に気づきました。

 

買い物に来てくれたお客様に、

また来てもらえるようなサービスを、自分はしていたか?

質問しにきたお客さまに、

的確な解答が、自分は出来ていたか?

 

不景気を解消するより、

立地を変えるより、

人口を増やすより、

自分が原因で、自分が改善できることをまずはしなければ。

 

そう思いなおして仕事に取り組みました。

 

しばらくたって、売上が前年比を割ることはなくなってきました。

むしろ前年比プラス10%、20%になることもありました。

コロナ禍でも、プラスで終わりました。

 

「でも、」「でも、」理由を言うのは重要です。

言い訳をしたっていいでしょう。

理由がわからなければ、改善もできませんから。

 

問題は、そのあとです。

理由や言い訳を改善する方法を考えましたか?

そして、それは自分が取り組める方法ですか?

自分で改善するべく、自分が行動しましたか?

 

行動して結果を出さないかぎり、

さらに改善がみられないかぎり、

「でも、」「でも、」は続くでしょう。

 

そして、他人を行動させるより、

自分が行動したほうが早いと思います。

 

また、他人の行動を改善するより、

自分の行動を改善したほうが早いと思います。

どう改善したほうが良いか自分でわからなければ、

アドバイスを貰えばいいのです。

 

「でも、40代だから」

「でも、仕事が忙しいから」

「でも、相応しくない男性だから」

婚活がうまくいかない理由を私も色々考えました。

 

そこで、原因自分論で考えて、

婚活部のスタッフからアドバイスをもらい、

自分でできる改善をがんばりました。

 

結果、結婚できました。

「でも、」「でも、」言う前に、

自分が改善できる行動をして結果をだしました。

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