こんにちは、藤森永子です。
映画ゴッドファーザーをみていたときのこと。
映画ゴッドファーザーは、
父親のあとをつぎ、マフィアの首領(ドン)になった男性のはなしです。
最後におこる事件で、殺したかどうかを妻に聞かれて、
「殺してない」と答える夫。
しかし、マフィアのドンとして、
直接手を下して「殺した」わけではないので、
「殺してない」と言えるわけで。
ドンになるまえは、直接手を下して殺したこともあります。
しかし、もう父親のあとをついで、
ドンであるなら、命じて殺すことはできるわけで、
間接的に「殺した」とも考えられるのです。
「殺してない」は、嘘でもあり本当でもあり。
ドンになってしまった夫の答えは、嘘でもあり本当でもあり。
立場がかわると言葉の意味も変わってしまうのか、
妻としては夫の言葉が信じられないのも悲しいなと。
夫と二人、テレビでみていて、
マフィアのドンも大変な仕事だなと思ってしまいました。
夫が普通の会社員で良かったです。