財運編 1 はじめに

藤森永子(ふじもりながこ)

こんにちは、藤森永子です。

 

突然ですが、初めて稼いだお金はいくらか覚えていますか?

私は50円です。

小学生時代も中学生時代も”おこずかい”というものがない家庭でした。

そのかわり、

休みの日に掃除をしたら50円、洗濯をしたら50円、朝ご飯を作ったら50円。

1日で150円稼ぎ、4週分まとめて600円を月末にもらえる家庭でした。

 

実家は当時、とてもとても貧乏で、いわゆる極貧家庭。

おこずかいを渡すこともできない状況でした。

それでも、働いたら、お金を稼げる、という教育はされ。

家中ハタキをかけて、掃除機をかけて、雑巾がけで水拭きを3回、乾拭きを1回して、掃除は完了。

二層式洗濯機を何度もまわして、家族分の洗濯をして干したら、洗濯は完了。

2個の卵から卵焼きをつくり、ソーセージを焼いて野菜炒めを作って、

紅茶を入れて、パンを焼き、家族分を用意。

作り終わったところでフライパンなどの洗い物は終わらせ、

食後の食器洗いも含めて、50円。

 

今おもえば、とてもとても時給は低く。

でも、そんな時代があったからこそ、いかにお金を稼ぐか進路を考えましたし、資格もとりました。

 

社会人で年収を500万円からスタートさせられたのも、

それから年収を200万円アップさせられたのも、

マンション購入時のローンを繰り上げ返済で完済できたのも、

あの極貧時代を経験があれば出来たことかなと。

 

お金はどこからも降ってきません。

自分でまずは稼ぐところから。

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