自分を変えたい、変わりたい、そう思うことがいくつもありました。
しかし、変わることは大きなパワーが必要です。
同じは楽ですし、習慣はなかなか抜けません。
常日頃、私はどうしたい?私はどうなりたい?を、ぼんやりとしか考えてこなかった私ですが、
本当に困ったとき、どん底まで落ちたとき、真剣に悩んだときに、
どうしたいか?どうなりたいか?を考える時がきます。
小学生低学年までは、すぐやりたい、まずやりたい、目立ちたい、そんな女子でした。
小学校3?4?年の時、母に、
「○○君のお母さんから聞いたんだけど、○○君があなたのことが怖いっていってたらしいよ」
と聞いたことがあります。
男子にも負けたくない、勇ましい女子だったことは自覚があります。
大人になり母にきいたら、「そんなこと言った?」と言われましたが、
今でも覚えている衝撃的なことでした。
父は瞬間湯沸かし器みたいな人で、すぐガーーーーと前にでる人でした。
当時それも嫌だなと思っていて、自分も同じだなと思った記憶があります。
それから、ガーーーと前に出ることは止めました。
しかし、いい面ばかりではないと気が付くことも。
大人になって、自分の意見はいわない、空気を読んで温和に過ごし、争いごとを避ける。
気づかぬうちにそれが習慣となっていました。
そんな影響を残した父への見方が変わるきっかけをくれたのが、夫でした。
父の話しをしていた時、夫が、
「家族だからいろんな過去があり、色眼鏡でお父さんをみている所もある。
でも僕はお義父さん好きだし、凄いと思うよ。」と。
またまた夫の一言に救われました。
違う見方をしてみるきっかけをくれた夫に感謝です。
今は、産んでくれた両親に、とても感謝しています。
もう一つ大きなきっかけは、父を鑑定してみたことです。
四柱推命で、父がどうしてそう考えてしまうのか?その行動の意味、傾向などが、すごく納得できました。
実家の風水をみて、そこに住む人がどういう傾向になりやすいか?家の最終の形はどんなものなのか?
を知ることで、腑に落ちました。
鑑定を活用し、父を理解する。
頭で理解して、夫の一言でそっか!と納得する。
この2つで、私の父に対する気持ちがフワッと軽くなりました。
近い存在、小さい時の基盤、自分では選べない環境だからこそ気持ちや感情が先で、どうしても色眼鏡になってしまうことが多い家族。
しかし、それでは心地よくないと理解し、納得し、変えようと思い、少しずつ変わってきました。
結婚し、親の介護をし、子どもを授かり、いろいろな経験をする中でちょっとずつですが成長です。
はこにわプレートで占いを習っていたからこそ、色眼鏡で見続けることなく、冷静に分析できました。
ありがたいことに親にさせてもらって、親の視点で見たり、聞いたり、発見することがたくさんあります。
その視点も加わってなのか、人の意見もしっくり受け入れられるようになってきました。
ゆるーく、柔らかく、違った視点でみてみる、変われるきっかけになった、こどもに感謝です。