こんにちは、媛川桜乃香(ひめかわさのか)です。
現在、子育て奮闘中の昭和ママです。
ママたちとお話していると、みんなこどもの事を考えて、こどもの将来を案じ、真剣に悩んでいます。
こどもの将来が幸せなように、不便でないように、生きやすくなるために、自分のこと以上に
これほどまでに真剣に考えたことがあるかな?と思います。
私はこどもを産む前、
「高齢での出産だけど、その分いろんな経験値もあるし、余裕もあるから大丈夫。」と、
根拠のない自信がありました。
知らない、習ったことがない、未知の世界なのに、なぜか子育てに関しては
「私は大丈夫!!!!」と本気で思っていました。
生まれた瞬間から、え?なんで?聞いてない?の連続です。
産んだら勝手に母乳がでて、腕の中で幸せを感じながらの授乳。
子どもと2人での自撮り写真。
夜勤勤務の経験があるから、夜間の頻回授乳も大丈夫・・なはずでしたが、
母乳が出ない、上手く飲ませられない、写真なんて取る余裕なし、高ぶって寝られない!!!
痛い、辛い、しんどい、なんじゃこれです。
誰も教えてくれなかった、授乳がトラブルだらけで、こんなに苦しむなんて。
母乳、乳腺炎、体重増加。
初めて検索したワードで、検索の始まりです。
そしてこどもの成長と共に、できないことが気になり始め、検索魔になりました。
夜泣き、発達、母乳とミルク、言葉が遅い、立つのが早すぎる、よだれが止まらない・・・。
1つ悩みが解決しても、3つ新たな悩みが見つかります。
そんな私が、検索魔を卒業し、落ち着いて自分の目で見て子育てをできるようになったのは、
こどもの成長発達を学び、他と比べるのではなく、昨日のわが子と今日のわが子を比べるように
なったからです。
知らないことの恐ろしさを痛感しました。
良かれと思って実践していたことが、成長の機会を奪っていたことも知りました。
赤ちゃんがビックとなる反射で起きないように、おくるみでぐるっと巻いてしまう。
反射を使い切るという機会を奪っていて、その後の体のコントロールに不都合が生じ、
コミュニケーションに支障をきたす可能性があるとか。
集中して遊んでいる時、良かれと思って「すごいね」と声を掛けたり、
パズルがはめられなかったら、良かれと思ってお手伝いしたり、
お友達のおもちゃを取ったら、ダメだと注意したり、
転んで泣いたら、大丈夫痛くないよと励ましたり。
全て良かれと思っての行動でしたが、実に惜しくて成長のためにもったいない関わり方だったと知りました。
まだまだ悩みは多く、新しい悩みも出てきます。
しかし、発達の過程を知り、こどもの特性を知り、自分の傾向もしる事で、
検索魔からは脱出できました。