子宮粘膜増多症

藤森永子(ふじもりながこ)

こんにちは、藤森永子です。

病気怪我編でも書きましたが、

何度か入院手術をしている私です。

 

入院まではいかなくても、

2度目の手術後に悩まされたのが、

子宮粘膜増多症でした。

 

定期的に女性は生理がやってきます。

子宮内の粘膜が剥がれて排出されます。

 

ところが子宮粘膜増多症のせいで、

私の生理は3週間つづきました。

 

しかも出血量がおおく、

「多い日の夜でも安心超ロング」な生理用品が、

2時間で使い物にならない事態でした。

仕事中、2時間おきに交換のためトイレに行かないといけません。

 

出血がつづくわけで、

重度の貧血にもなりました。

色白どころか、

顔色はつねに青白く。

 

血液中の赤血球が足りないので、

酸欠状態にすぐになりました。

階段をのぼって一つ上の階に行くだけで、

息切れしていました。

 

シーツが血だらけになることは良くあり、

シーツの下にはゴミ袋をしいて備えていました。

 

出血がはじまったら、

生理を止める薬はないと主治医に言われました。

安静にして、

対処方法はそれだけでした。

 

そして朝おきても貧血によるふらつきで、

出勤できないことがありました。

 

当日欠勤を上司に伝えて、

同じ女性の上司でしたが、

「もっと早くに言って」と注意されたものです。

 

生理が酷い、ということですが、

仕事もままならず、

当然、休みの日も外にでる気力も体力もありません。

 

そのとき独身、結婚を希望し、婚活をしていましたが、

お見合いも当日いけるか分からない体調でした。

 

そもそも、こんな体の女性と結婚する男性はいるのか?

結婚したら子供。

子供は3人。

女の子男の子1人づつでもいい。

それには応えられない体でした。

 

結婚できるのか?

そもそも自分は生きていられるのか。

 

婚活より健康確保が最重要項目でした。

 

自分の健康確保を優先し、

婚活は細々と続けていきました。

 

病気や怪我や手術があっても、

最後まで諦めず結婚できました。

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