ブラック企業脱出編 結 ブラック企業を辞めて思うこと

藤森永子(ふじもりながこ)

こんにちは、藤森永子です。

 

ブラック企業につとめていました。

1年半ほど働いていました。

 

心がオカシクなったのを感じて退職届を出しました。

とくに理由は伝えず、ただ、1か月後に辞める意志を伝えました。

激務もパワハラも変わることはないでしょう、私が去るのが一番です。

 

そして、1年半在籍して、もうそこで学ぶこともないだろうなと思ったのです。

一年後ここにいて、私は成長しているのだろうか?

激務やパワハラを更に学んで何になるでしょうか?

ほかの人にも激務やパワハラをするようになるのか?

自分が怪物になるのは嫌でした。

心の異変があるのに、対応しないのはいけないと思いました。

 

研修で学んだことを活かして、転職してもいいかもしれない。

実際、次の企業では評価をしていただき、年収は増えました。

昇進もでき、実績を残して昇給し、

新卒時には500万円の年収が、700万円までになりました。

 

案の定、退職届を出したあと、さらなるパワハラが待っていました。

現場責任者だけでなく、社長や副社長もパワハラをしてきました。

いい大人たちが加害者です。

「親の顔がみてみたい」社長はそう言いました。

就職時、親が挨拶に来たのを忘れているようです。

 

そのパワハラを我慢できたのも、自分の未来をまだ続けるのだと決めたからです。

もちろん、幸せな人生にするのです。

残る人たちも応援してくれました。

やめて20年以上たちますが、まだ年賀状のやりとりをしています。

ともに辛い時期をのりこえて、幸せを掴んでいます。

 

最後の日には沢山の花束を貰いました。

ブラック企業を脱出できてよかったです。

 

後日きいたところによると、現場責任者の異常行動はさらにエスカレートし、

ついには精神病院に収監されたとのこと。

自分もそうならなくて良かったです。

もしかしたら、現場責任者もあの企業でオカシクなったのかもしれません。

大学でお世話になった先輩でした。

とてもやさしく色々おしえてくれた先輩でした。

 

心も体も元気が一番です。

大変な企業で働いて、オカシクなっても企業は元の心と体に戻してくれません。

そうなるまえに、自分で対応をするのが良いと思います。

最初はホワイトでも、色々なことがあってブラックになる企業もあるでしょう。

お金の心配をせず、躊躇なく脱出できるように、生活防衛費もためておいてください。

 

ブラック企業はまだあります。

私がつとめていた企業はまだあります。

労働基準法違反で労働基準監督署の指導があったそうですが、

労働環境は良くなったのでしょうか??

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