こんにちは、藤森永子です。
シェイクスピアの作品のなかで、
ロミオとジュリエットは有名ではないでしょうか。
二人はただ、家同志の仲が悪かったから、
結ばれませんでした。
どうにか駆け落ちをしようとしても、
すれ違いがすれ違いをよんで、
不幸な結末となりました。
現代では家同志の仲が悪いからと、
結婚が許されないことはありません。
自由に選べる時代になっているからこそ、
自分の尺度で、
結婚できない事態にもなっているかと思います。
年収が高い男性がいい。
学歴が高い男性がいい。
背が高い男性がいい。
いわゆる、理想が高い事態。
年収ゼロ円や年収190万円の男性と、
お見合いを組む結婚相談所はあったので、
年収の希望をだしておかないと、
危険なのはわかります。
だからといって、
年収2000万円以上などの未婚男性を希望しても、
そもそも人数が少ないので、
めぐり逢える確率はかなり低くなってしまいます。
お金はこれから稼ぐことができます。
結婚して仕事をがんばり、
年収が高くなることもあるかもしれません。
年収が低くても、家を持ってなくても、財産がなくても、
結婚はできます。
年収が高い男性と結婚しないといけないのか。
家を持っている男性と結婚しないといけないのか。
財産をもっている男性と結婚しないといけないのか。
結婚するときの判断基準の一番は、
年収や家や財産ではないと思います。
「年収もたいしてない、家も財産もない、
そんな男と結婚するのか」
初めて会った義父にそう言われたときに、私が思ったのは、
What’s in a name? that which we call a rose
By any other name would smell as sweet.
でした。
年収が高い、低い、
家がある、ない、
財産がある、ない、
いろいろなレッテルが貼られているけれど、
お見合いしてデートして、
その間にちゃんと相手の本質を確認しないといけません。
確認がすんだからこそ結婚しようと思ったわけです。
ちなみにシェイクスピアの作品のセリフを突然言っても分からないかもしれないので、
「家も財産も私は持っているので、問題ありません」
と答えた私です。
きがつけば入籍して一年半経過、
いまのところ悲劇は起きていません。